懐かしCMの裏側  ①

先日、4コマブログの方に、表題の「懐かしCM」というのを

UPしたのですが、この4コマは結構長い構想の後に出来た物なので、

(そこまで大層な物言いするような事でもないのですが)

順を追って記事にしてみようと思います。

 

今回、4コマに登場するキットはこの二つ。

 

 

 

どちらも、昔、ブレイクした焼きそばUFOのCMに出てたキャラで

 

「ヤキソバン」と「ケトラー」をモチーフにしたものです。

 

 

    ヤキソバン(マイケル富岡氏) &  ケトラー(デーブ・スペクター氏)

 

 

元々、これをモチーフにガンプラを作ろうと思ったのは、

このブログでも度々紹介&参加している某バイク屋さんの

知り合いの中で行われているクローズドコンテストの中で、

「可変モビルアーマー」がお題に上がったのがきっかけでした。

 

ここで、こちらのコンテストが面白い所は、「お題」が決まっている

と言う事でした。

普通、オープンコンテストで行われてる所は、ジャンルの縛り

スケールモデルとかガンプラとかはあるのですが、こちらは「ガンプラ」

縛りの中で、「お題」が決まる所です。

 

ガンプラ縛りだけだと、自分の好きなものしか目が行かないのですが、

(私だとR-1ザクばっかりとか・・・)

この「お題」があると、普段、見向きもしなかったキットに目が行き、

かつ自分好みに変えてしまおうという試みを考えてしまい、

普段の自分だと絶対作らない&面白い傑作(自分の中では)が出来上がるのです。

 

(ちなみに過去作をあげると・・・)

「お題」のあるコンテストに全部出した訳ではありませんが、

色々作るきっかけになったキット達です。(UFOロボやジュアッグケトラーも

これに入ります いつかこのキット達の作例も紹介できたらなと思います)

 

その流れで可変モビルアーマーのお題で作ったのが、

アッシマーベースのUFOロボでした。

 

このUFOロボは、このブログができるだいぶ前に作った物なので、

中々こちらで紹介する機会がありませんでした。

 

ちょうど、ガンプラ4コマのネタに詰まった時にこのCMネタの再現を

思いつき、相方のケトラーも作る事といたします。

 

前フリが長かったのですが、早速、作例に移りましょう。

まずはUFOロボから。

 

とは言っても、当時はブログをやるなど思ってもおらず製作中の写真など

あまり撮影してませんでした。

 

なので、ポイントから言っていきますとほぼ、色の塗り替えだけですね。

ただ、元キットのアッシマーの深いグリーン部分が当時の私には難関でした。

白のサフ吹くだけじゃ下地を遮蔽できなかったんですね~

あほな私はサフさえ吹いとけば大丈夫だと思ってたので、ちと凹みました。

 

後はヤキソバンの写真を参考にして塗り分けていったのですが、円盤部分のパーツが

よく似てるため前後逆に塗ったりして、全部やりなおしとかだいぶ泣かされました。

 

後、特徴的なUFOロゴをどうしようかとなり、自作デカール作成してみたのですが、

うまくいかず(凸凹が多い上に下地と同化して目立たなくなった)

 

苦肉の策で、変形後のちょうどロゴくる所に穴が開いていたので、それにあわせて

プラ版に差し込み用の凸部分を作り、プラ版の方には本物のやきそばUFOのパッケージ

からロゴを切り出して瞬間接着剤で貼りました。

 

UFOロゴ以外にも、「熱湯3分」も大きさがちょうど良かったので

直接、瞬間接着剤で貼りました。

 

後、工夫した所といえば、オリジナルのソースビームかな。

ただ、原作の方は、

ヤキソバンが持ってるのは2丁拳銃タイプで腰にマウントするタイプ

なのですが、アッシマーはわかりづらいですが変形する時に、胸のアーマーが

分割して太ももの外側にかぶさるのでホルスターや銃がつけられません。

(最初はザクマシンガン改造して作ろうと思ってました。)

 

なので、付属の大型ビームライフルに弁当に入れる醤油入れをソースに

見立てて作る事にしました。

 

しかしこれが更なる問題を引き起こします。

この醬油入れの素材(昔の事なので名前忘れました)は接着剤も

塗料も受け付けないのです。

中を黒く塗って接着すりゃいーやぐらいに思ってたらとんでもない素材でした。

 

考えたあげく、醤油さしのビームライフルに付ける側をカッターで切り、

小麦粉粘土の黒をなかに詰め込みました。

(何故、小麦粉粘土かと言うと軽いため)

そして、超強力両面テープで強制的に接着!!

(なのでよく見るとテープが見えます)

 

これにてようやくUFOロボの完成とあいなりました。

次回は、ジュアッグケトラーの製作載せます~