懐かしCMの裏側   ②

さて、主役機のUFOロボは比較的簡単に決まったのですが、

(アッシマーは変形後はモロUFOでしたからね)

 

相手方のケトラーのベース機は何にしようか、と言う話からになります。

 

名前もケトルをもじってケトラーですし、頭に金のやかんものっけてますから

やかんっぽい機体はないかな~と考え、最初に考えたのがこちら。

 

カプール?カプル?

ZZとターン∀に出てきたそうなのですが、正直あまり知りません(笑)

 

ただ、プラモデルで変形可能な物はかなり入手困難で、入手可能なモデルは

非変形と形的には申し分なかったのですが、断念。

 

次に候補に上がったのが・・・

 

 

そう!カルトな人気を誇るジュアッグです!!

鼻の部分も可動式ですから、上に向けると頭がやかんっぽく見えますし

胴体のシンプルな造形と言い、デーブ・スペクター氏演じるケトラーは

愛嬌も良いところが、

 

 

この愛らしさがすべてを物語っております。

(このポーズがプラモデルの取扱説明書に参考図で収録されております。)

 

と言う訳で、ベースはジュアッグ決定となりました。

 

さ~仮組みだ~い

 

 

さて、変更点上げていきます。

 

1) 色・・・ゴールドと艶ありブラックでゴージャス感を出していきます。

腕のキャノン砲はシルバーにしてケトラーの持つフォークを表現してみます。

 

2) 頭・・・やかんっぽく見せるため取っ手と蓋のつまみを追加。

頭上を蓋に見せるため分割のライン埋め。

 

3) マント・・・ケトラーのマントを自作。

 

4)  蝶ネクタイ・・・これも自作だ~

 

こんなもんでしょうか。では、作業に入ります。

 

 

1) 色・・・私の悪い癖なのですが、作業に没頭すると写真をよくとり忘れます。

上図は、ほぼ塗装終了してますが、工程としては、

合わせ目消し➡サフ吹き➡艶ありブラック下地➡ゴールドorシルバー塗装

という感じです。

 

続いて。

 

 

2) 頭・・・やかんに見せるための取っ手部分を探していたのですが、

いいのが見つからずランナーをあぶって作るかなーと物色してたら、丁度いい

曲がり具合の部分を見つけてきました。 

これはラッキーでした。

 

 

まず頭の縦の溝ラインをパテで埋めて消します。そして取っ手を取り付ける

穴をあけ、サフ吹き➡塗装の流れです。

乾燥したら、同じく塗装しといた取っ手と、またランナーで作って置いた蓋の

つまみを瞬間接着剤にて装着。

 

後、画像にはありませんが、モノアイ部分をデーブ・スペクター氏と同じ碧眼

にすべくクリアーブルーとアクセントホワイトいれて仕上げました。

 

3) マント・・・また悪い癖で作成中の写真を一切取り忘れましたので、文章のみ

の解説になります。

 折しも時期がハロウィン近くと言う事もあり、毎度おなじみの¥100ショップにて

小型犬用のハロウィンマントを見つけました。

 

これを丁度半分に切り、実際にジュアッグケトラーにまとわせながら形を成形。

(ちなみにバックパックは邪魔なので外しました)

そして裏地に同じ素材の赤地フェルトを貼り付けました。

これでマントが完成っす。

 

 

4) 蝶ネクタイ・・・これはポリパテでお団子を3つ作り連結させて乾燥。

その後にデザインナイフで切り出し、やすりで成形、下地処理。

後はおなじみの、サフ吹き➡塗装の流れです。

 

 

さあ!完成です。

 

思ったより良い出来でかなり満足です。

私の趣味的にはジュアッグはまず作らないモデルなのですが、

こんな感じで思ってたものより良い物ができると、作ってよかったと思いますね~

 

さあ、次回は対決の舞台になったジオラマ製作編です。